急がず、慌てず ・・・
♪ インド紀行 ♪



さてさて、ND市内観光は割愛して(のちのちアップするかも)
ダージリンへ急ぎましょう♪




日本を離れて3日目(月曜)ようやくダージリンに向かえる日が訪れた。

当日はホテルから空港までタクシーを予約してあったのだが・・・
しかし!やってくれるぜベイベー
タクシーが待ち合わせの時間に来やしない!
「 あの野郎ぉ〜 」 「 嘘つき大王インド人め! 」

急遽ホテルのツアーへ頼み込み、車を至急手配してもらった。
エアコン付きではなかったが無事空港へ向かうことが出来た。
今回何とか手配は付いたものの、インドには 「信用」 という言葉は存在しないという定義が発足(笑)

まぁ〜時間はかなり早め早めの予定を組んでいたので
渋滞もなんのその、無事空港へたどり着くことが出来た。





     
なんじゃこりゃ?                             隙間という隙間はすべてが「道」         




空港では帰りの (デリー〜東京) リコンファームをしておこうと思ったのだが
国内線の受付では出来ないと断られた。
( ホントかよ?面倒くさいから嘘ついてんじゃない?と疑り深くなってくる♪ )

まぁろくな英語も出来ないので、とりあえず国内移動のための手続きを先に済ませた。
国内線のセキュリティーは相当なものだとが聞いていたが
はぁ?・・・こんなもんで良いのかぁ〜って感じでチェックは済んでしまった。
まぁ注意すべき点をあえて言うなら電池類でしょうかね!
これは後々痛い目をくらいました(笑)





国内線のスナック売場 「 Yo!China が意味深 」


そうそう、何事も無くデリーを飛び立ったこの飛行機。
便数 (列車番号みたいなモノ) が行きと帰りで同じ事がすごーく気になっていたのだが、乗ってみて納得。
搭乗機はいったんバドラグラを超えた空港を経由し(すみません地名忘れました)
デリーへ戻るような形でバドラグラ→デリーと環状運行する飛行機だったのだ。
(日本だったら羽田〜沖縄〜福岡〜羽田ってな感じすかね♪)


機内は国際線より綺麗な室内で、その名前を忘れた1つ目の空港までは満席!
窓の外は雲が多く、期待していたヒマラヤ山脈が何一つ見えないし(涙)
更には久々にエアーポケットに入り、お尻が浮く位急降下!
その事態後はあちらこちらで乗客から「袋」の要請が多発(笑)
ファミリーで楽しく乗っていた隣の列のお父さんも、マジ顔で硬直しているし(爆)



ってな感じでアッという間に戦闘機も止まっているバドラグラへ到着。
空港は田舎の中にポツンとあるのどかな雰囲気。
また駐機する飛行機に向かって歩いている人並を見て
まさか?と思ったら、やはり到着後は送迎バスなど現れず、ターミナルまで歩いて向かう空港だった。
雨降ってたらどーすんだよ!
(※空港内は撮影して良いのかわからず未撮です)


空港ロビーで無事荷物を受け取り、今夜の宿泊先を探そうかと思っていたら
同じ日本人と思われる若い女性とその母親らしき人が近寄ってきて
「どちらまでですか?ダージリンまでだったら一緒にいかがですか」と誘われた。

・・・実は当方空路の遅れも考慮し、空港近くのシリグリの街で1泊してからダージリンへ向かう予定だった。
交通費も半額になるし、不安を抱えてこの地で泊まるより
安心な街と聞いているダージリンに向かってしまうほうが得策だろうと判断
こちらとしても願っても無い事で、OKの返事を出した。



早速タクシーをチャーターしダージリンへ向かうことにした。
何人ものドライバーに囲まれ値段交渉。
まずは言いなりに値段を聞くと、2000ルピーの駆け引きから始まった。
相場はネット等で下調べしていたのでちょっと高いなぁ〜と。
結局彼女が窓口に向かい1200ルピーでいかがかとなった。
これ以上の折衝は時間と精神的疲労につながるのでのまぁいいだろうと♪
地元では100〜200ルピーの違いは向こうにとっては大金なのだろうが
どこまで安く行けるかゲームをしているわけじゃないし♪ お互い win win♪



乗車する車は日本で言うとスバルのサンバータイプの軽自動車。
後部に荷物を積み込み、私は当然助手席、婦人方は後部座席でいざ出発!

さてさて〜空港を出るといきなり「おいおい」って感じの道に出た。
海外では普通なのかなぁ、路肩が自然に崩れ落ちて砂利道って感じは。
それにしても本線に穴ぼこが多すぎるような♪
自宅でバドラグラ空港付近のホテルを散々ネットで探したのだが
これじゃ無いはずだって感じの田舎具合だし!
車はシリグリの街をへ向け走っている。




「 かっちょえ〜 TATA !」



対向から「深夜特急」で見たようなトラックがやってくる!
「かっこいい♪」
ドカドカ揺れまくる車内だがバンバンシャッターを押してゆく。
デジの強み、だめなら消せば良い(笑)
あのトラックでダージリンにいきたいなぁ〜



シリグリの街




        


空港を出て10分位い走り右折をした。
街が近づいてきたのか、両サイドにいろいろな店が立ち並び、人の往来も多くなってきた。
右手に鉄道が平行して走っているように見える。
鉄道橋をくぐり、にぎやかな街の中心部で車は左折し進路は北へ!


          
何の施設があるのか、速度規制の柵が幾度か見られた                               のどかな田園風景              



相変わらずの主人公現る!





空港から50分位走った山の麓でY字路を右方向へ曲がった。
いよいよここから山岳地帯に入る。
先に見える山々はかなり低い雲に覆われている。
道幅もどんどん狭くなり、マジ気持ちは「うるるん」状態♪
不安と期待と不安が交互に襲ってくる(笑)











                                             

                               
                      ワインディングが果てしなく続く




途中から降り出した雨も激しく降ったりやんだりを繰り返す。
ワイパーはほとんど役に立たない代物だわ、内窓も曇ってくるのでティッシュで拭いてあげる始末(笑)


目も慣れてきたのか、道路わきに標識が有ることに気付いた。





ダージリンヒマラヤ鉄道 ( 以下DHR ) の中間地点KURSEONGを通過するとダージリンまでは線路とランデブー♪


   
                                                     駄菓子屋が多いんだよね〜 子供の頃を思い出す♪


KURSEONGの中心街





線路と道路は無数に交差を繰り返す。
私が見た範囲で踏切の遮断機は1つも無かったが
これで全部遮断機があったらぞっとする騒ぎだ。


とにかく道は荒れており、踏切の段差もすごい。
(はっきり言ってシャコタンは走れません)
クラクションは合図の意味で絶えることはなく響き渡っている。

しかし凸凹道を上手に運転している。
毎日これだけの悪路を運転しているだけに、車を壊さない運転に徹しているなと感心。
後部の女性軍はこの悪路にすっかりビビリまっくっている様子だったので
「大丈夫」私もこのような悪路で車運転するとしたら
同じライン取り、ブレーキングをしますよ、無理なく運転していますよとお声掛け(笑)






sonada
デジISO 1600で撮影 画像加工でかなり明るめに補正

(ここからは夜間、風雨強まり撮影してません)


DHR最高地点グーム駅約2300メートルの標高を超え
ここからはダージリンに向け標高が下がるので下り坂が続く。

雨霧の中、ダージリンの街灯りが浮かんできた。
来た!来たんだ!ダージリンへ!

最後の踏切を超えると右手にSLが停まっている!おおお〜機関区だ!
左手には駅舎も。
ネットで散々調べぬいた「絵空事」が、今「現実」として目の前を通り過ぎていく。


今すぐにでも撮影をしたかったが、そのまま彼女らの泊まるホテルに向かった。
私も状況のわからない夜間ということもあり、安全のため同じへ泊まる事にした。





☆ DHR鉄道車輌は次回 ☆

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