急がず、慌てず ・・・ 
♪ インド紀行 ♪

数年ぶりの海外旅行。
ヨーロッパ、北欧、アジア・・二転三転と悩んだ末
「 トイトレインを撮影しに行こう 」と、インドの山奥 Darjeeling ( ダージリン )に決定。
初の個人旅行に、本当にたどり着けるのかレインボーマン (汗)
未知なるDarjeelingへの旅が始まる。


写真・カメラ フィルム

夏休み1ヶ月前にようやく決まったインド行き。
格安チケット、ビザ申請、現地ホテルをネットで一部予約するなど
日々ドタバタと計画は立てられた。

さてさて、今回海外行きの機材はデジタルカメラ1DMarkUをサブに
メインとなる銀塩カメラにEOS1V、そしてPENTAX67を選出した!

格安チケット、ビザ申請、現地ホテルをネットで一部予約するなど
フィルムの数は写真の通り♪




写真・成田空港 時刻表      写真・成田空港 飛行機  


出発当日デリーからダージリンまでの道のりに不安を抱えつつも
まぁ〜何とかなるだろーと、いよいよ出発の日を迎えた。

日本 ( 成田 )からダージリンへ向かうには、いったんデリー ( インデラ・ガンジー国際空港 ) へ向かうことになる。
デリーからは国内線に乗り継ぎ、インド東部バドラグラ空港へ向かう。
更にそこからは標高2000メートルまで車で延々と登ってゆくルート。



航空会社はデリーまでエアー・インディアのご厄介になった。
様々なHPを見ているとエアー・インディアが定時運行されるのは希で
1時間2時間遅れは当たり前との事 (汗)
旅行会社に訪ねても、当日バグドグラ行きのお乗り継ぎはお勧め出来ませんとのレスポンス。
ああ〜前途多難。





写真・バンコク空港    写真・バンコク 機内    写真・バンコク 機内 窓からの景色      写真・機内 窓からの景色


まぁ〜何はともあれ飛行機は定刻に成田を出発。
経由先のバンコクへと飛び立った。

食事を済ませ、一寝している間にバンコクに到着。
時計を見ると「おお!定時じゃぁ〜」って関心 (笑)

ここでは人間の乗降はもとより、機内後方では貨物の搬出・搬入がセコセコと行われていた。
この積み込む貨物のおかげで航空券も多少なりともお安くなっているのであれば、バンバン積み込んでもらいたくなる心境だ♪
機内ではウォンウォンと掃除機を唸らせ、座っている乗客を者ともせず車内清掃が始まった (笑)




約1時間後、2度目の空へ飛び立つ。
眼下に都市を探すも目立つ高層ビルが一つもなく首を傾げた。
「 バンコクってもっと都会だったよなぁ・・・ 」
どこまでも続く田畑に疑問を抱き、帰宅後ネットで調べたところ・・・
この空港は約1年前に従来の都心部の空港から約30q離れた街に建設された
バンコク・スワンナプーム国際空港 と判明した。
「 どうりでっ!」

この空港まだ道も、鉄道も十分整備されていないらしいが
旅客ターミナルは世界一広い総床面積を備えているそうな!








そして夜を迎えた頃お国はインドへ。
バンコクを飛び立ち約3時間でインディラ・ガンジー国際空港に到着。

写真・インディラ・ガンジー

荷物よ、頼むから出ておいでぇ〜♪!
※ 空港内のセキュリティーの厳しさから撮影を控えていた為、中途半端な場所から撮影が再開 (汗)



インデラ・ガンジー国際空港!
史上最大・最悪とも言われる悪名高きタクシーなどの客引きが非常に多いらしく
目を合わさぬよう、うつむき加減に歩いた。
しかし!
私は空港ターミナルで友人と待ち合わせという心強い身方があったのだ♪
いるかな?
・・・・
      ・・・・
               ・・・・・・・・
いた!一番奥にいたいた♪!

再会の言葉は
「 すごーい♪ 飛行機定時に着いてびっくりだよ 」 だって (笑)

夜も遅いので (この時点で20:30位)
早速ニューデリー駅前のホテルへと送ってもらった♪


写真・ニューデリー 車窓   



空港のパーキングを出るやいなや、のっけから強烈な運転マナーに興奮!
クラクション鳴らしっぱなし!割り込み当たり前!
スタントマン顔負けの運転劇で、楽しいったらありゃしない(笑)
あっという間にニューデリー市内までの30分が過ぎていった。

ホテルに着く直前にニューデリーの駅前を通り過ぎた。
駅前は人!人!車!車!リキシャ!リキシャ!
特に何をしている分けでもない人が多く感じる。
なんでこんなに人がいるんだ!?





写真・ニューデリー ホテル   写真・ニューデリー ホテル


友人もこの時間この町に入ってきたことは無いらしく「 ディープ 」だぁと感心していた(笑)
現地に住む人に「 ディープ 」だぁと言われても・・・・ (不安)
ホテルのチェックインを済ませ明日の約束を誓うと友人はすぐに帰宅していった。

ホテルではいきなり荷物を持たれ「No thanks No thanks」と荷物を奪い返す。
危うくチップを払わねばならない状況になる所だった。
宿泊の部屋に恐る恐る入る。
色々な本を読んで、1番気になっていたバス・トイレ!

蛇口を捻るとシャワーから暖かい水が出てきて「ホット一安心」
トイレは紙が流せないものの洋式タイプだったのでまぁ普通かな♪

エアコンも扇風機も動いた!
「 最高やん♪」



写真・ニューデリー 駅前


宿泊先の部屋も決まりちょっと落ち着いたので
ちょっと駅前まで散歩する事にした。
夜も遅かったが
ホテルに到着する前に女性や子供の姿も見えたので大丈夫かなっと。

相当な用心の末、駅前を一回り。
あまりの重圧、そして暗闇にさらわれそうな雰囲気がどことなく・・・
( そんな事はないんだろうが )

何事も無いうちに・・・
カメラはひったくられないよう胸に抱き
飲料水を1本買っただけで、そそくさホテルへ戻った (汗)


翌日は国内線の乗り継ぎが無いため、友人が市内を案内してくれる事になっている。
その前に!
当然ニューデリー駅撮影攻撃を企てていたので、興奮冷めぬまま寝床についた。



インドの初夜は過ぎてゆく。





写真・ニューデリー 駅前            写真・ニューデリー 駅前



5:30起床。
日本時間だと朝の9時近いので楽に起きることが出来た。
リュックから機材を引っ張りだし、ホテルを7時に出発。
友人とは10時に待ち合わせだったので、それまで駅周辺の散策。
駅まではわずかな距離のため歩いて向かった。

まだ少し閑散としている街中で早速リキシャの人達が声を掛けてくる。
目の前が駅だっちゅうのに
駅まで20ルピー ・・・ 10ルピーと声をかけてくる。
まあぁ当然の事ながら聞き流す事にして、足早に駅へと向かった。

駅ではホームに入り撮影しようと考えていたが・・・
ホームへの入り口(改札?)を探していると
やはりツーリストの客引き一人が半端ないしつこさで付きまとってきた。

何度も何度も断り、また振り払ったが
いつまでも隣に立っているので、駅前での撮影は諦る事にした。

客引きから離れたい都合と駅周辺を見ていたかった事もあり
コンノートプレイス(東京で言えば銀座みたいな場所)まで歩くことにした。




写真・ニューデリー 駅前 ポーター   写真・ニューデリー 牛

駅前で待ち受けるポーターさん♪
道の脇では牛が、犬が、自由に生きていた!




写真・ニューデリー トラック    写真・ニューデリー バス    写真・ニューデリー 通学


途中、道案内するから俺に着いてこいだのなんだのかんだの
とにかく嘘つきおじさんが絶えない!
「ニューデリーの駅に行きたいのか?」
そんな彼らに耳を貸していると、360度ニューデリーの駅があるって事になってくる (爆)


少々人間関係でうんざりする場面もあったが、2時間ほど散策をし駅前に戻った。
相変わらず駅前だけはもの凄い賑わいだ。


客引きも相変わらずしつこく、気持ちが休まる場所が見あたらない。
そんな中、ふと見上げると、駅北側に跨線橋がある事に気付いた。
怖々人の流れに沿い階段を昇った。


何かよさげ♪
たった100メートル違っただけで誰一人声を掛けて来る人はいない。
人の往来は多いものの、ようやく居心地のよさそうな場所を発見した♪
風通しも良く爽やかだ♪



メインストリートと思われる道路では
派手なカラーリングに身をまとった「TATA」のトラックが行き交っていた。
また、座席の上に寝床がある仕様のバスにはちょっとびっくり!


様々な人生が行き交うニューデリー跨線橋♪





 写真・ニューデリー 子供     写真・ニューデリー 牛


昼前から友人の車で市内観光をしたがその辺は割愛♪

ちょっと気になった事は、大多数のライダーがノーヘルに見えたので
友人にオートバイのヘルメット着用の義務は無いのか尋ねると
ターバンを巻いている人たちは免除らしいが
基本的にはヘルメットを被らないといけないと話してくれた。

こんなちっちゃい子供、事故ったら危険だが
お国の事情だから仕方ないのかな・・・



そう!路上に牛は当たり前!
しかし誰も怒る人はいない不思議な日常。







写真・ニューデリー 牛


宿泊するホテルの路地裏でも

当たり前に存在する牛♪




写真・ニューデリー リス


足下ではリス君が怖がらず寄ってくる。



写真・ニューデリー 猿


屋根を見れば猿が!
共存共栄!!
命あるものすべてが自由に生きることが出来る!生物の楽園!恐るべし
「 インド! 」




☆ 鉄道車輌は次回からです ☆

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