「 羽越のセリカ ヨーロッパ探検紀行 」      〜  12  〜


バスはグリンデルワルトを経つと
インターラーケンまで川沿いの道をひたすら下る。
川の色は灰色で気味が悪い。
氷河から流れ出ており砂礫なのか石灰質を含むためなのだろうか?




                 
                        日本だったらきっとドぎつく感じる配色なのに
                        自然にとけ込むホテル。




バスは今朝出発したインターラーケンの市内を足早に抜け足早にジュネーブを目指す。
ハイウェイをひた走っているとガイドさんが慌ただしく電話のやり取りをしている。
やはり前日からもしかしたら・・・とガイドさんが語っていたことが現実となってきたようだ。
フランスでは日常的にストライキが行われており、まさに今日からストライキに突入するという話になってきている。
突入する時間によってはこのままバスでフランスへ。゜゜(´□`。)°という事態らしい。
分単位とまではいかないが時間単位の争いになっているようだ。

           おーマイがぁ〜
          ここで今回のメインイベント 
TGV がキャンセルなんて・・・
          ガイドさぁ〜んヽ(≧Д≦)ノ
          ・・・・・・・・

                                         

                               ・・・・・「 え〜ジュネーブから予定していたTGVですが
   ストライキに伴うジュネーブまでの渋滞を考慮し、1都市手前のローザンヌ(Lausanne)より乗車となります 」 とのアナウンス!
   よっしゃぁ!
   乗れないどころか少し多く乗れちゃうパターンやん♪
   しかし注釈として・・・状況しだいでパリへ辿り着けないかも。
   途中からバス、引き返す等もありえるとの話でした。
   まぁ〜もうどうにもならない状況になっているということであとは神任せ!


                                    



              そんな中、なんとかローザンヌ駅に到着。

      





                  駅前では生まれて初めて見るトロリーバスに興奮。
                  しかも連接バス!

               

  









しばし自由時間が取られたため、さっそく駅の中へ。
構内はなんとなく昔の上野駅を見ているようなノスタルジー漂う。






気が付けば駅の先端。そして間もなく私の前に現れた(ジュネーブGeneveとは反対方向)
威圧感たっぷりの機関車「イモムシモンスター君」


( Re 460型力6100Kw 最高速度230Km )







駅に止まったようなのでホーム反対端まで猛ダッシュ!
(新幹線級にホームが長くマジ息があがる)

ホームではストライキの影響を受け列車が遅れているのか日常なのか
女性達は平気でホームに座り込み本など読みくつろいでいた。










続いて現れるは、ひょっとこ顔のあやしい車輌 (キモー!)
(ジュネーブGeneve方面ホームより)
ヨーロッパ独特の推進運転ってやつみたいだ。
日本では見慣れていないので客車が先頭なんて気持ち悪い。
こんな顔して日本で言うGG運転なんて簡単にこなしちゃうんだろうな♪











このタイプの機関車は味があって気に入った機関車だった。
このカットを撮影中、同一形式と思われる緑色の機関車が貨物を牽いて一番奥のホームを走り去られた事が
マジ痛かった!
(Re 4/4 II 型と思われる機関車)






このタイプはスイスの標準機関車なのだろう。
台車はBB配置です。










万国共通基本動作は欠かせません。





今回の王者!
期待通りにやってきてくれました♪工臨かな?
わくわくさせてくれる車輌に出逢えて感謝感激です。











またしても現れた水色の「イモムシモンスター君」
何色が標準色なのかさっぱりわからなくなってくる。
日本のEF510辺りがこんなラッピングされたらと思うと・・・


















いよいよ乗車するTGVが入線
この車輌でフランスリヨンへと向かいます。

記念すべき車輌番号は117♪
さて発車時間も迫ってきたし車内に乗り込むとするか。。。


席に着きカメラを片づけていると
あっつ!!!!!

※後日写真を1〜2枚追加します(笑)

                                      




    この紀行文はすべてフィクションであり実在の人物・実在の話しとは異なります。
    「セリカのヨーロッパ探検紀行」その12 終わり

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